医薬品の個人輸入について解説したサイトです

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輸入代行業者を利用する場合

違法な「輸入代行」業者に注意

英語が苦手なので海外の通販サイトを利用するのは不安だ、というような場合に、海外の販売業者とのやり取りを代行してくれる輸入代行業者を利用する方法が考えられます。
この方法の場合、日本語のサイトを通じて輸入したい商品の名前や販売サイトのURL等を伝え、代金や手数料の支払いをするだけで済みます。
「薬 個人輸入」などのキーワードで検索すれば、「医薬品の個人輸入の代行」を行うという業者のサイトが沢山見つかります。

しかし、こうした業者の中には、実質的には無許可の医薬品の輸入販売を行う違法なものもあり、注意が必要です。
無許可での輸入販売は、犯罪にもなり得ます(薬機法84条1号)。
実質的に輸入販売に当たるとされるのは、「輸入代行」を行う業者が、予め消費者からの申込みを見込んで海外の販売業者から医薬品を仕入れていたり、海外の販売業者から一括で商品の発送を受けた業者が個々の消費者に配送したりする場合です。

未承認医薬品の広告は薬機法違反

薬機法では、承認・認証を受けていない医薬品(未承認医薬品)の広告をすることが禁止されており(68条)、これに違反した場合には罰則も規定されています(85条5号)。
医薬品の「輸入代行」を称するサイトでは、未承認医薬品の広告がされているものも見られます。

未承認医薬品の広告に当たるかは、特定の医薬品の商品名を明らかにして、購入を勧める意図が認められるかなどの基準によって判断されています。
商品名の一部が伏字でも、写真や説明文などから特定の医薬品だと分かる場合には、商品名を明らかにしているといえます。
購入希望者が商品名で検索しなければ具体的な商品名が表示されない場合には、広告に当たらないと考えられていますが、検索した医薬品以外の情報が併せて表示されるような場合には、やはり広告に該当することになります。

このような違法な業者については、取り扱っている医薬品の安全性等のリスクも高く見積もるべきでしょう。


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